|
|
|
減三和音T(Cディミニッシュトライアド) |
|
 |
|
減三和音(げんさんわおん)はルートから短3度と減5度からなる和音です。英語でディミニッシュトライアドと言います。マイナーコードの5度を半音1つ下げた和音になります。ディミニッシュコードは不安定で緊張感のある響きがします。Cディミニッシュの場合だと、ルートのC・短3度のE♭・減5度のG♭(ド・ミ♭・ソ♭)で構成されています。コードネームの表し方はルートの音名Cと、短3度の短(m)と、減5度の減(♭5)を合わせて「Cm(♭5)」と表します。読み方ですが、Cマイナーフラットファイブとも言われます。 |
|
減三和音U(Eディミニッシュトライアド) |
|
 |
|
次はEmディミニッシュを見ていきましょう。ルートはEの音で、Eから3度はなれた音がGになります。E−Gは短3度なのでこのままで大丈夫です。Eから5度はなれた音がBですが、E−Bの音程は完全5度なので、E−B♭にしてやると減5度の音程になりました。ディミニッシュコードは長6度を加えて4和音で使うことが多いですが、ここでは三和音の仕組みをしっかりと覚えてください。
9つに分けて見てきましたが、このサイトにあることは基本です。僕が音楽学校で1年目に習ったことの半分もないと思います。音楽理論は奥が深く、まだまだ学ぶことはたくさんあります。進むにつれて複雑になって嫌になってしまうかもしれません。自分の楽器を弾くように楽しいものではないと思います。ですが、このサイトにあることを知っておけば基礎は出来ていると思うので、音楽を続けていく上で役に立つと思います。演奏も音楽理論も毎日少しずつでもやっていきましょう。 |
|
増三和音(オーグメント) << 前へ ▲ 次へ >> 楽典♪音楽理論の基礎 |
|
|
|
|